縞がはっきりした約10cmの幼魚(大瀬崎)
マハタの特徴ははっきりとした縞模様だ。特に幼魚期はそれが顕著。これほど規則正しい横縞のハタは他にいない。
マハタは全長約90cmに達し、大きくになるにつれて縞は薄れるようだ。しかし実際に海で出会うサイズは30cmくらいが多く、縞がわりあいはっきりしている。大きいものは生息場所を深みに移すらしいので、縞模様のないマハタには出会う確率がきわめて低い。
この中継では幼魚や若魚は出てこなかったので詳しいことはわからないが、養殖だから縞が消えて黒くなるのだろうか。それともエサにミカンの皮を混ぜていると言っていたので、そのせいだろうか。謎が残る。