深さは30cmくらいだろうか。そして砂の中からたくさん現れた石の中からいくつかを選んで産卵する。
オキスズメダイと似たような産卵床をつくるのはマツバスズメダイ。
岩に口を当て、前進するように尾ビレを振って砂を払いのける。何度も繰り返すと窪みができ、砂に埋もれていた石が現れる。
ガレ場につくるタイプのモンスズメダイは、ガレキをどかして直径約60cmの土俵のような産卵床にする。モンスズメダイの行動域は中層なので、メスが上から品定めできるようにこのような産卵床が発達したと考えられている。
アマミホシゾラフグに次ぐのはモンスズメダイだろう。