大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

パティオ忘年会と秀保さんとの思い出(1)

昨夜、座間味島のパティオハウスリーフ&ざまみダイビングセンターの忘年会が銀座で開かれた。常連さんらと再会し、楽しいひとときを過ごした。今回は、オーナーだった宮平秀保(ひでやす)さんが6月に亡くなられたので、「偲ぶ会」も兼ねていた。
 
 
忘年会参加者。手前の変顔が二代目オーナー。先が心配だ
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以前ブログに「秀保さんとの思い出」を書いたのだが、諸事情でブログにアクセス不能となり、見られなくなってしまった。もう一度見たいとの要望があったので、リニューアルしたブログに再度載せてみたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
開洋丸を操縦する秀保さん('96年1月)
イメージ 2秀保さんとは38年前からのお付き合いで大変お世話になっているうえ、テレビの仕事など何度も一緒にしたので、思い出は数えきれない。歳が同じにもかかわらず、とても面倒見がよいので、ぼくにとっては兄貴的な存在だった。昔の写真を見ながら秀保さんを偲んでみたい。
 
 
 
 
 
 
BE-PAL』'84年3月号に載ったミノアンコウの記事
イメージ 3秀保さんは好奇心旺盛だ。それが新種発見につながった。'83年8月久場島でガイド中、ヘンテコな魚を教えてくれた。直感で新種と思ったぼくは、撮影後に採集した。この写真はいろいろな雑誌に掲載した中の一つで『BE-PAL』の記事。後に新種になり、ミノアンコウという標準和名が付けられた。
 
 
 
 
 
追い込み網でグルクンを捕える('70年代後半)
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70年代後半、追い込み網漁が座間味で行われた。伊江島だか久米島から漁師が来て、座間味の人に教えるということだった。ぼくは取材ということで乗船させてもらった。現在のダイビングサービスのオーナーはほとんど参加していた。 
 
 
 
 
 
 
 
追い込み網漁で水を汲む秀保さん('70年代後半)
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むろん秀保さんも加わっていた。水汲みをしているのが若かりしころの秀保さんだ。おそらく40歳少し前くらいだろう。