大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

へんな魚

「変なホテル」という名前のホテルがある。先進技術を導入し、心地よさを追求したロボットホテルで、顔認識で入室できるそうだ。「変」には「変化しつづける」という意味があるとか。最近浅草にも「変なホテル」がオープンした。それにちなんで、へんな魚を取り上げたい。

この魚はまだ名前がなく、ピグミーシードラゴンとかピグミーパイプホースと呼ばれている、ヨウジウオの仲間。大きさは1~2cm程度。
ピグミーシードラゴン(沖縄)

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カエルアンコウの仲間で、ヘアリーフロッグフィッシュという。毛むくじゃらが特徴。
ヘアリーフロッグフィッシュ(レンベ)

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ウミテングもへんな魚だ。砂地の海底を這うようにして移動し、エサを探す。
ウミテングのペア(柏島

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ウシノシタの仲間でこの魚自体はそれほどへんではないが、模様がへん。
ウシノシタの仲間(レンベ)

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最後はミノアンコウ。82年に座間味で発見し、2年後に新種記載された。今見てもやっぱりへんな魚だ。
ミノアンコウ(座間味)

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