日本ではごく稀なヤスジチョウチョウウオ
これらの生息場所は内湾。日本でヤスジチョウチョウウオはまず見られないが、奄美の内湾の枝状サンゴ付近には多く生息している。
7年前はこんなに小さかった。この場所では機会あるごとにほぼ同じアングルで撮影している。何気ない被写体でも、同じアングルで記録し続けることによって、その意味や価値が生じる。
砂地に置かれているアンカー('97年12月)
記録し続けて時の流れがわかるといえば、海底にオブジェのように置かれている大きなアンカーもそうだ。以前スライドショー「海の中の記憶」に入れたもの。
サンゴのお陰で魚も集まるようになった('07年10月)
10年後に撮影したものがこれ。サンゴが付着して大きく生長していた。
1枚だけでは単なるスナップ写真だが、もう1枚組み合わせることで時間の経過が表現できるうえ、記録としても大きな意味が出てくる。
マリンステイション奄美
10月から改装工事が行われるため、この光景も見納めになる。ホテルの名称も変わるようなので、寂しく思うのはぼくだけではないだろう。