ミステリーサークルとそれをつくるフグ
奄美大島の海底で発見されたミステリーサークル。NHK「ダーウィンが来た!」で長期ロケを行い、放送後にインターネットで情報が流れたために海外のメディアから問い合わせが殺到。あの BBCも取材に訪れたほど。
フグを観察中の松浦氏(右から2番目)
新種フグの論文の一部
そしてその論文が9月6日付けで日本魚類学会の英文誌 Ichthyological Research にオンライン出版された。最近はオンライン出版の新種論文も認められるという。印刷媒体は来年4月の予定。
松浦氏が観察してから2年だが、標本採集からはたったの3ヶ月というスピードぶりだ。
生態写真も掲載されている
学名は Torquigener albomaculosus で、
(本来学名は斜体なのだが、できなかった)
ぼくが提供した生態写真も6点掲載されている。近いうちに他の海域からも、同種が発見されることだろう。