最近、運動と気分転換を兼ねて「海さんぽ」をしている。先々週は千葉県外房、先週は真鶴を散歩した。昔はダイビングでよく通った真鶴だが、84年が最後に。70年代後半に漁業者とダイバーのトラブルが生じ、伊豆に足を延ばしたり、撮影拠点を沖縄中心にしたことも要因だ。
観光案内所でいただいたパンフレット
真鶴港を過ぎるとすぐ海岸線に遊歩道があった。最初の山下浜の沖に防波堤がある。昔は遊歩道も防波堤もなかったので、ずいぶん風景が変わった。その隣が琴ヶ浜。よくダイビングしたところだが、整備されているため、どこからエントリーしたかわからなくなっていた。
遊歩道が整備された琴ヶ浜。右は山の道路から見た山下浜と琴ヶ浜
琴ヶ浜を過ぎると海岸から離れ上り坂になる。真鶴のシンボルの三ツ石を目指し、半島の先端へ。三ツ石付近はボートを使わないと潜れないので、潜ったことはない。
真鶴の名勝地・三ツ石
帰りは山のほうの道路を行く。1980年ごろ、道路沿いにおしゃれなレストランを見つけた。海側がガラス張りで、港が一望できる。それが気に入り、ダイビング仲間で貸し切って懇親会をした思い出がある。今も続いていれば寄ろうと考えていたが…。建物は残っていたものの、立入禁止のロープが。状態からして数年前に閉めた様子がうかがえた。
左が残っていた建物。右がこのレストランから81年に撮った真鶴港
すぐ近くからも港を一望できる場所があったので、撮影した。昔と比べると、沖に防波堤ができている以外はさほど変化が感じられない。
真鶴半島は、三浦半島や伊豆半島と比べるととてつもなく小さい。だが、歩いてみると豊かな森が広がっていてかなり大きい。約3時間歩いたが、坂道も多いので、散歩というよりハイキング。よい運動になった。
現在の真鶴港