大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

2021年を振り返って

やはり新型コロナに振り回された1年だった。イベントなどはほとんど中止になり、泊りがけの旅行はゼロ。ある程度落ち着いたころ、気分転換に日帰りで千葉県勝浦市鵜原理想郷へ行った。1963年にグループで23回行った思い出の場所だったが、その後訪れる機会がなかった。75年ごろ建設された勝浦海中公園の展望塔が見えたり、展望台には鐘のモニュメントができていた。

神奈川県の真鶴半島も行った。遊歩道ができたりして、やはり昔とは違う部分もあり、時代の流れを感じた。

鵜原理想郷。遠くに海中展望が見える。下は真鶴半島

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マスクが手放せない年でもあった。マスクといえば、物議をかもしたあの「アベノマスク」。今年も大問題が。10月に会計検査院の調べで在庫が8000万枚、保管に約6億円(3月まで)かかっていることが指摘された。今年度も保管料が3億を超える見込みらしい。検査院の調査ということは、担当部署が伏せていたことになり、ワケがありそうだ。国会で野党から追及された岸田首相は、数日後に記者会見し、昨年45月に在庫を調べたところ、7100万枚のうち1100万枚が不良品だった。その検品費用も21億円とか。そして在庫マスクは有効活用図ったうえで廃棄すると語った。有効活用は言葉の綾で、廃棄が前提だろう。廃棄も当然費用がかかる。複数の発注先の中に不透明な会社もあるので、利害が絡んでいるに違いない。それにしてもこれほどの税金が無駄遣いされているにもかかわらず、誰も責任をとらないのは腹立たしい。よその国なら暴動が起きてもおかしくない。日本人はなんと寛容なのだろう。

うちでも在庫の「アベノマスク」

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実は5月中旬に奄美でダイビングする予定だった。しかし緊急事態宣言の延長で、あえなく中止に。したがって、今年はまったくダイビングしていない。こんなことは57年のダイビング人生で初めて。ダイビング用マスクは長く使用していないと、ストラップやスカート(顔に当たる部分)が劣化してくる。チェックしてみたら何ともなかった。

愛用のTUSAのマスク

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国内ではこのところ感染者が微増している。気が緩みがちな時季なので、注意が必要だ。また、欧米では急拡大しているので油断できない。来年は一体どうなることだろう。マスクを付けるのは、潜るときだけでいい。

それではみなさん、よいお年を!!

                     北十間川の逆さスカイツリー                                          

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