大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

大盛況!CP+

パシフィコ横浜で開かれていたCP+に行った。昔は「日本カメラショー」と言っていて、確か日本橋髙島屋でやっていた。 会場の様子。これはオリンパスブース 今回会場となったパシフィコ横浜は広いにもかかわらず、土曜日だったため大混雑。大手カメラメーカ…

上方の旅(3)

日曜日の午前中は海遊館で過ごした。これまで3~4回入館しているが、展示方法や魚が換わったりするので、飽きることはない。 海遊館のチケット売り場付近 ただ休日とあって観客が多く、特に家族連れがたくさんいたので見るのが大変だった。 イトマキエイ ジ…

上方の旅(2)

上方水中映像祭りを見終わってすぐにニフレルへ向かった。この施設は海遊館が新たに作ったもので、ニフレル展示計画チームに知人のDさんがいたため、オープン時に案内をいただいていた。 資料の一部と球体スクリーン コンセプトは「感性にふれる」で、「いろ…

上方の旅(1)

ダイビング仲間と大阪に行ってきた。目的は「2016 上方水中映像祭り」と夜に行われる二次会。でもせっかくなので「ニフレル」や「海遊館」にもということになった。 深夜の道頓堀付近 朝に新大阪で地元の知人と合流し、会場の「海遊館ホール」へ。すでに受付…

ブダイに光を!(最終回)

オオモンハゲブダイのオスは独特の体色・斑紋をしているため、一目でそれとわかる。一方メスは、最近までわかっていなかった。 オオモンハゲブダイのオス その証拠に'97年発刊した山と渓谷社の『日本の海水魚』にはオスしか載っていない。版を重ねての最終刷…

ブダイに光を!(4)

オグロブダイは2000年に新種記載された。だが、それ以前に魚類に詳しいダイバーの間では知られていて、図鑑に載っていないブダイということでちょっとだけ話題になった。 オグロブダイのオス 新種記載の2年後だったと思うが、正式に日本初記録種として「オグ…

ブダイに光を!(3)

ブダイ類で一番人気はなんといってもイロブダイだ。特に幼魚は色がきれいで可愛いい。他のブダイ類で幼魚期にこれほど鮮やかなものはいない。 イロブダイの最も可愛い時期 そのため、カメラを持ったダイバーに見つかると追い回されることになる。通常は尾ビ…

ヤノ2月会 2016

2月の第一土曜日は恒例の「ヤノ2月会」。西表島のDIVE SERVICE YANO 代表の矢野維幾氏が主催するパーティー。おそらく20年以上続けているはず。出席者は常連のお客さんたちのほかに、矢野氏と交流がある写真家たちも集うのが特徴。 まずは乾杯から ぼくもで…

ブダイに光を!(2)

ブダイ類の英名はパロットフィッシュ。「パロット」はオウムのことで、歯がオウムのくちばしに似ているからだという。 イチモンジブダイ 岩肌の表面を削り取って藻類を食べるのに都合がよい形をしている。 エサを食べるオビブダイ ブダイ類を観察していると…

ブダイに光を!(1)

ブダイ類が大好きというダイバーに会ったことがない。カメラを持つ多くのダイバーが好きなのは、2~3cmと小さくて動かないものか、1mを超える大物の両極端。したがって、20~30cmのブダイ類は中途半端なサイズなのだろう。 数種のブダイ類が混泳することも …