大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

東京都慰霊堂の大法要

近くにある東京都慰霊堂横網町公園内)で、秋季慰霊大法要の式典が行われた。


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東京都慰霊堂は、1923年の関東大震災で亡くなられた身元不明の遺骨を納め、死亡者の霊を祀る震災記念堂として創建された。その後、東京大空襲で犠牲になった身元不明の遺骨も納め、現在のかたちになった。







お祭りでもないのに屋台が並ぶ
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年月が経つにつれて法要に訪れる人は少なくなるはずだが、今年も大勢の方が来られていた。大江戸線両国駅出口から慰霊堂入口にかけての歩道には、お祭りや縁日でよく見かける、昔懐かしい屋台が軒を連ねていた。







手向けられたたくさんの花
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東京都慰霊堂は近所ということ以外にも因縁のようなものがあり、親近感を覚える。というのも、ぼくが生まれたのは墨田区向島で、空襲のときは福島に疎開していた。そのおかげで命拾いしたわけだが、実家は焼失した。もし東京に留まっていれば、慰霊堂に納められていた可能性が極めて高いからだ。




すみだ平和と鎮魂の灯(05年8月)
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東京大空襲で亡くなられたのは77000人。
「殺人」を犯して罪に問われるどころか手柄になる。これが戦争というもので、人を皆狂気にさせてしまう。