大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

一切でダイビング(2)

台風は17日17時ごろが大月町に最接近、しかも直撃の予報。先ほどまで強風だったが、今現在ピタリとやんだ。台風の目に入ったのだろうか。
16日は海に出られず、四万十川上流にある温泉に行ったので、152本目の様子を。2本目は平バエというポイント。


オジロバラハタとワカウツボ

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エントリーしたらハタが78尾群がっていた。キジハタやオオモンハタの他にオジロバラハタも2尾いた。近寄ったらバラバラになったが、そこにはワカウツボがいた。ウツボ類がいるとハタ類は異常に興奮するようだ。








産卵中の巻貝
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水温は約25℃で、まだ生物の多くは繁殖期だ。巻貝が産卵している場面に出会った。2個体がマッチ棒のような形の白い卵を産み付けている。よく見たら下のほうにもいて、計4個体だった。









卵を守るコガネスズメダイ 
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すぐ近くでコガネスズメダイが卵を守っている姿も見られた。奥に見えるのが巻貝の卵だ。










アケボノハゼ
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水深20m付近にアケボノハゼがいた。今回のマクロレンズ45mmなので、小さくしか写らない。試しに撮ってみると、意外に近寄れる。まぁこの程度だが。別のところにも数尾いたが、どれも近寄れた。









ウミトサカとアカハタ
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深いところはウミトサカが群生している。透明度があまりよくなかったので、数カット撮って浅いガレ場に戻る。