大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

第36回東京国際映画祭

1023日より第36東京国際映画祭が開催されている。世界中から優れた映画が集まるアジア最大級の映画祭だ。会場は日比谷、丸の内、有楽町、銀座などの各映画館。HPで調べたが、とにかく出品作が多く、上映作品と日時の兼ね合いもあり迷ってしまった。

東京国際映画祭のポスター

 

また、小津安二郎監督生誕120年記念企画として、『東京物語』『麦秋』『秋刀魚の味』などの代表作15を上映し、シンポジュウムやトークショーも開催される。

ともかく日比谷へ行ってみたら、久しぶりなので驚いた。再開発でミッドタウン日比谷になっていて、昔の面影がまったくなかったからだ。見たい映画はたくさんあるので、歩きながら下調べをすることに…。

小津監督の代表作(HPより)。下は映画祭のPR看板(ミッドタウン日比谷)

 

日比谷ステップ広場には特設大型LEDビジョンが設置され、屋外上映会が無料で行われている。今年はワーナー・ブラザース創立100周年を記念して、歴史を彩った20作品の特集上映も。

大型LEDビジョンの屋外上映会場

 

ちょうど『ワンダーウーマン』が上映された。50年前にテレビドラマで見ていたので、懐かしかった。もちろん制作は最近(2017年)で、映画版なのでCGを駆使して迫力満点だった。上映中は撮影禁止なので、画像はHPから転写したもの。

ワンダーウーマン』(HPより)

 

10/27は『ベン・ハー』が上映された。日本で公開されたのは1960年ごろで、当時は3本立ての映画館でばかり見ていたが、ベン・ハーはロードショーで見たので覚えている。ストーリーはほぼ忘れていたが、馬車の競争シーンは思い出した。カメラアングルなどの撮影技術は、60年以上前と感じないほど素晴らしかった。4時間近い大作で、途中で休憩があったのもうなずけた。

ベン・ハー』右が主役のチャールトン・ヘストンHPより)

 

水中シーンが多い映画を見つけた。タイトルは『ディーププレス 女性映画監督たち』で、ぜひ見たいと予約してチケットを購入した。今回の映画祭のチケットは、オンラインか有楽町のチケット販売所でしか購入できない仕組みで、映画館の窓口では買えない。紙チケットは廃止したようだ。

ディーププレスは解説によると、3人の女性ダイバーを案内役として、バスク地方の女性映画監督たちの過去と現在を描くドキュメンタリー。美しい海の風景を背景に、多彩な女性監督たちの業績が紹介される。

上映日は10/31なので、楽しみだ。映画祭は111日まで行われる。

『ディーププレス 女性映画監督たち』(HPより)