大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

水中写真の年賀状

今年いただいた年賀状は90通。そのうち水中写真を使ったものは17通だった。年々ダイビングをしなくなった方が増えているうえ、昨年は思うように出かけられなかったので、やはり例年よりやや少ない。

今年来た水中写真の年賀状

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丑年ということで、ウミウシが多いだろうとふんでいた。「ウシ」がつく魚はウシノシタ科のミナミウシノシタやアマミウシノシタなどしかいず、しかも地味なので撮っている人は多くないからだ。結果、ウミウシは意外にも少なくて3通だった。

17通の中で良かったと思うもの

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さらに絞り込んで、ベスト3を選んでみた。ザトウクジラの写真はトンガでの撮影。差出人はNHK潜水取材班のカメラマンだが、本人が撮ったのかは不明。ミナミハコフグ幼魚の写真は、西表島のミスターサカナダイビングサービスからのもの。よく見ると、カクレエビがクリーニングしている。サンゴ礁とダイバーの写真は、座間味島・ダイブイン浜のガイドが撮影したらしい。水とサンゴ礁の境界を対角線に配した構図がいい。

今年のベスト3

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ついでにぼくの今年の年賀状を。

ラジャアンパットで撮ったホウセキキントキの群れ。整然とした群れが奥のほうまで並んでいたので、興奮しながらも冷静にシャッターを押した。ホウセキキントキもいつ逃げようかと思案中で、興奮色になっている。それが偶然にも紅白になってラッキーだった。

2021年の年賀状 

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