いま制作中の写真絵本は『どこにいるかな?うみのさかなたち』で、カムフラージュがテーマ。
ミナミウシノシタ
カレイ類も数種掲載するが、○○ウシノシタという魚も何種かいて、なぜウシノシタなのか疑問が生じた。たぶん上からみた体型が牛の舌に似ているからに違いないが、一般的でないものに例えることが奇妙に思えてしかたがない。
ミナミウシノシタの顔
この仲間はササウシノシタ科に属し、日本には16種分布しているようだ。その中でダイバーが目にするのは4~5種。ミナミウシノシタは有毒で、カレイ類では珍しい。白いドーナツ状の模様が点在しているのが本種の特徴。
アマミウシノシタ
アマミウシノシタの顔
体の色は濃い茶色なのだが、砂をかぶっていることが多いので見つけにくい。
シマウシノシタ
シマウシノシタはよく目立つ模様をしているが、三宅島で一度出会ったに過ぎない。生息数がそう多くないのだろう。しかもフィルムの時代で、最後のフィルムで撮ったこのワンカットしかない。