![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/youjiuo/20190914/20190914120102.jpg)
マンタは腹側の模様が個体によって異なるため、識別可能。「マンタ名鑑」には、<マンタトラスト>(保護を目的に世界のマンタを個体識別し、管理している非営利団体)に登録されているヌメア海域の12個体が紹介されている。名前と性別も書かれているので、過去の写真と見比べてみた。
アカイと名付けられた個体(オス)
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/youjiuo/20190914/20190914120106.jpg)
たぶんマロウアケ(オス)
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/youjiuo/20190914/20190914120116.jpg)
写真を見てみると、腹の模様がきちんと写ってるのは意外に少ないことがわかった。模様がわかるのは、たまたま上を通ったので撮れたのだ。また、撮るアングルによって模様も微妙に変わって見える。
アノアノアのようだ(オス)
![イメージ 4](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/youjiuo/20190914/20190914120126.jpg)
何気なく見ているマンタの模様も、科学的な観点に立って見るとかなり価値があることがわかる。しかし、「個体識別」という目的意識を持たないと、そう簡単には撮れない。
今回模様がわかったのは3個体で、いずれも登録されていた。
ニューカレはブラックマンタが多い
![イメージ 5](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/youjiuo/20190914/20190914120135.jpg)
個体識別され<マンタトラスト>に登録済のマンタは、行動範囲や出現時期が把握できる。これはダイバーにとってはとてもありがたいことだ。