美ら海水族館のカレンダー
9年前、オニイトマキエイが2種に分かれた。我々ダイバーがよく出会うマンタが沿岸性のナンヨウマンタで、オニイトマキエイは外洋性らしい。両種は模様も若干異なる。ちなみにブラックマンタは模様がわかりずらいため、外見では識別するのは難しい。
初のブラックマンタ
コモド諸島のブラックマンタ
ラジャアンパットのブラックマンタ
以前、BS放送の番組でラジャアンパットの海の様子を紹介していたが、ブラックマンタは希少なために出会うのは夢、という設定だった。最後にようやく出会えたと感動のシーンで締めくくっていたが、あまりにも歪曲したシナリオで唖然としたのだった。
ニューカレドニアのブラックマンタ
通常の白いマンタもブラックマンタも沿岸で出会うのは同じ種のナンヨウマンタで、黒化個体というらしい。黄化個体はマルクチヒメジやヘラヤガラ、ギチベラ、コガネアジなど多いが、黒化はマンタ以外いないのではないだろうか。