大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

豪華絢爛

年明けにふさわしい、艶やかな魚を集めてみた。いずれも日本に分布する。
 

ニシキフウライウオ(富戸)

イメージ 1

ニシキフウライウオは色彩変異が多く、黒っぽい地味なものもいる。しかしこの個体は、お祝いムードたっぷり。











ニシキヤッコ(奄美
イメージ 2

「錦」という言葉自体が晴れやかで艶やか。ニシキヤッコはその名にふさわしい。












アデヤッコ (座間味)                                          
イメージ 5
アデヤッコも艶やかなのでこの名が付けられた。

日本では主に八重山諸島で見られる。おそらく慶良間諸島が北限。










オトヒメベラのオス(富戸)                                              

イメージ 3

オトヒメベラは温帯域に生息し、サンゴ礁域では見られない。オスがヒレを広げてメスに対して求愛。体の色がいちばん輝くときだ。











クレナイイトヒキベラのオス(柏島
イメージ 4

クレナイイトヒキベラのオスは、メスにアピールするときにヒレを広げて勢いよく泳ぐ。そのときが最も艶やかさが発揮される。