大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

魚類のウミヘビ

海に生息するウミヘビには爬虫類と魚類がいる。前者は呼吸するために水面へ行かなけれならないが、後者はその必要がない。


ミナミホタテウミヘビ(奄美)                                             

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魚類のウミヘビで最も知られているのがミナミホタテウミヘビだろう。砂底から顔だけ出していることが多い。暗くなってからエサを探しに出るようだが、昼に出ているところを一度だけ見た。









モヨウモンガラドオシ(八丈島)                                             

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伊豆諸島に多いのがモヨウモンガラドオシやゴイシウミヘビなど。両種は図鑑で見比べても違いがよくわからない、と思ったら異名同種とする考え方が有力、と書かれていた。










シマウミヘビ(奄美)                                             

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爬虫類のウミヘビによく似たものもいる。シマウミヘビだ。サンゴ礁域のガレ場や砂地を泳いでいる姿がたまに見られる。慶良間や奄美で何度か観察したことがある。










イレズミウミヘビ(セブ島
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イレズミウミヘビを図鑑で見ると、砂底から顔だけ出している写真なので、全体像がわからなかった。フィリピンのセブ島で出会ったとき、体が縞模様だったので、別のウミヘビかと思ったくらいだ。

このあと砂から出て、全身を見せてくれた。








ウミヘビの1種(セブ島                                             

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このウミヘビもセブ島で撮影した。手持ちの図鑑には載っていなかったので、名前がわからない。ウミヘビにもいろいろいるものだ。