大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

初夏の柏島(1)

柏島で潜ってきた。2か月ぶりになる。水温は4月より約4上がっていて、いろいろな魚が繁殖に勤しんでいた。



柏島全景('098月撮影)

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今回ダイビングできる日は3日間で、計8本。梅雨の最中なので天気はさほど期待していなかったが、前半はまぁまぁの天気。

帰りに柏島全景を撮ろうと考えていたら雨。古い写真を引っ張り出した。










 群生するウミトサカとカワハギ                                                                

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最初に入ったポイントは、水深25mを過ぎるとウミトサカが群生していた。以前はこんなになかったらしい。












珍しいホンソメワケベラの集団行動
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そろそろ浅場に引き返そうとしたら、ホンソメワケベラが5尾移動してきた。ホンソメワケベラの成魚は4尾以上にはまとまらないので、てっきりニセクロスギンポかと思ったが、違った。1尾画面からはみ出ているが、二つのグループが境界付近で小競り合いをしていたようだ。







横になっているツバメウオたち
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ツバメウオの群れがホンソメワケベラにクリーニングされている場面に出会った。なぜかみんな横に倒れている。黒く色を変えている個体もいる。近寄っても少し移動するだけで、逃げない。









クリーニングを待つツバメウオ
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体に傷があったり、ヒレが裂けている個体もいるので、癒されに来ていたのだろう。