大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

「小学館の図鑑NEO 新版 魚」

おととい、標記の図鑑が送られてきた。こういう図鑑には、フィルムライブラリーに預けている写真が使われることは多々あるものの、よほどでないと送ってこない。来るのは直接写真を貸した場合だ。


 図鑑の表紙と裏表紙                                                               

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開いてみてわかった。昨年秋に担当者からミステリーサークル&アマミホシゾラフグの写真の使用許可を求められたことがあったのだった。










ミステリーサークルが載ったページ                                                               

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つまり、アマミホシゾラフグが新種記載されたときに掲載された画像を流用している。この図鑑は書店で見た覚えがあるが、今回は新版。改訂版とどこが違うのだろうか。送付のお知らせには、ページ数が8p増え、掲載種が約300種増、児童向け図鑑として最大の約1400種のボリュームとなったとか。







カクレウオとナルトビエイのページ
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他のページにも何点か自分の写真があった。自分が撮った写真はだいたいわかるのだ。カクレウオとナルトビエイの写真は3月ごろフィルムライブラリーから問い合わせがあったもので、何に使用するのかは確認せずにデータを渡していたが、この図鑑だったとは…。








ハナヒゲウツボとアナハゼのページ
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ハナヒゲウツボとアナハゼは以前フィルムライブラリーに預けていたもので、おそらく旧版にも掲載されていたのだろう。












新版には特典DVDがついている                                                               

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また、新版には特典DVDがついている。「おどろきがいっぱいの魚の自然映像集」ということでいくつかのパートに分かれているが、「世界の魚大たんけん」はBBCが撮影したもの。南アフリカのサーディンランやカジキが狩りをするド迫力シーンは見もの。
価格は2000円+税で、発売日は618日。