大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

熱海気まぐれ日帰り旅

海が見たくなって熱海に行った。熱海にしたのは、何といっても交通の便の良さ。昔、東伊豆でダイビングするとき何度も熱海を通ったが、留まったことがない。今回、駅から海岸まで散策したが、高低差が激しく、特に帰りが大変だった。熱海は、駅前の土産店街、地元商店街、旅館街と地形的に三つのエリアに大別されている。駅前は賑わっていたが、海岸などはまばらだった。

人影が少ない熱海サンビーチ

 

ダイビングでよく行っていた「赤根崎」付近に、スパ、レストラン、カフェなどが入った「アカオフォレスト」というリゾート施設ができたと聞いたので、バスで行ってみた。場所は勘違いしていたようで、やや熱海寄りの曽我浦だった。テラス席でコーヒーを飲んだ。

アカオフォレストのテラスからの眺望

 

アカオフォレスト前の道路を歩いてみた。断崖が続いているが、真下は曽我浦。砂浜のビーチがあり、プールのような施設も見える。工事中なのだろうか。穏やかな海面が広がっていた。

曽我浦の海

 

また、熱海方面には断崖絶壁と洞窟で有名な錦ヶ浦が望める。

断崖と洞窟の錦ヶ浦

 

一時期観光客が激減した熱海だが、最近は戻っているという。昔は会社の慰安旅行などの団体客をメインに受け入れていたため、個人客に対してのニーズが不足していたのだろう。お土産店の通りを見ても、干物と温泉まんじゅうだけでなく、スイーツ店が増加し、若者の姿がたくさん見られる。駅前のレストランで、生しらす釜揚げしらすが乗った二色丼を食べた。

このような「気まぐれ旅」がストレス解消になり、暮らしに潤いを与えてくれる。

二種類のしらすの二色丼