卒業シーズンということで、子供を卒業する魚を集めてみた。
アカククリの若魚（奄美）
アカククリの和名の由来は、幼魚期の体色・斑紋。黒い体に濃いオレンジ色の縁取りがある。成長するにしたがって縁取りは消える。
ヒレナガスズメダイの幼魚は、黄色と黒のはっきりした縞模様。たぶん阪神ファンは好きな魚だ。だが、成長とともに鮮やかさがなくなり、茶色っぽくなる。
キンチャクダイの若魚（錦江湾）
キンチャクダイの幼魚は、黒地に黄色い帯が顔と背ビレのあたりに入っている。成長すると黒の体側に青の縞模様が現れる。
イロブダイの若魚（慶良間）
イロブダイの幼魚は、白い体にオレンジ色の帯が顔のあたりにある。成長するにしたがい、白いところにウロコ模様が現れ、オレンジも茶色っぽくなる。
サザナミヤッコの若魚（慶良間）
サザナミヤッコの幼魚は、紺地に白の波模様があるのでこの和名になった。成長すると次第に波模様は消えて成魚の模様に変化する。
