大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

ペンタックスヒストリー

リコーイメージングHPに「PENTAX HISTORY」が公開されている。初めて買った一眼レフがペンタックスなので、思い出がある。


HPの「PENTAX HISTORY
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現在ペンタックスリコーイメージングと統合して伝統を継承している。20年前に新宿ペンタックスフォーラムで写真展をした関係で、現在もリコーイメージングより写真展案内状やメールマガジンが来る。







国産初の一眼レフ。真上からのぞく                                                 
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国産初の35mm一眼レフカメラ「アサヒフレックスⅠ」を出したのが前身の旭光学で、1952年のこと。'55年に後継機種アサヒフレックスⅡAが発売され、当時兄が購読していた「アサヒカメラ」で広告を見た覚えがある。ちなみに世界初の一眼レフカメラは、'49年に発売されたコンタックスSとのこと。



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1957年にペンタプリズムを採用した「アサヒペンタックス」が誕生し、今のようなスタイルの原型になった。'59年に発売されたアサヒペンタックスS2を兄が買った関係もあり、自分も最初の一眼レフはアサヒペンタックスSPで、'67年ごろだった(ちなみに、最初に購入したカメラはニコノスで、'64年)。その1年後にアサヒペンタックスSL(露出計が内蔵されてないタイプ)も購入した。





ペンタックスを構える。'71年伊豆海洋公園
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SPは陸上専用とし、SLは水中専用。当時スガマリンメカニックがペンタックス用のハウジングを製作し、それを借りることができたためだ。魚眼レンズを入れる設計だが、フラットポートだった。この写真のダイバーが構えているカメラがペンタックス
しかしその当時は、各メーカーがしのぎを削っていて、ニコンやキャノンはプロ向けのシステムカメラを'60年ごろに出していた。




左がペンタックスDIVハウジング('82年)
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ファインダー交換やモータードライブが装着できるニコンFとキャノンF-1だ。当時プロではなかったが、以前からの「ニコン」への憧れやこうした魅力に負けて'72年ごろニコンFを導入し、ペンタックスはほとんど使用しなくなった。それから約10年後、ペンタックスSPDIVハウジングに入れて使ったものの、すぐにワインダー付きのコンタックスに替えたため、自分のペンタックスヒストリーは幕を閉じた。