インドネシアは東西に長い。その島々は太平洋とインド洋を分けるように連なっている。
インドネシアの地図
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/youjiuo/20190914/20190914092353.jpg)
島々の東寄りにコモド諸島(赤丸)がある。熱帯雨林エリアにもかかわらず、極端に降雨量が少ない特質な環境をしている。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/youjiuo/20190914/20190914092358.jpg)
コモド諸島はインド洋と接している関係で、太平洋以外の魚もよく見られる。キンチャクダイ科のエイブルズエンゼルフィッシュもときどき出会うことがある。小型のナメラヤッコ属で警戒心が強い。
インディアンバガボンドバタフライ
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/youjiuo/20190914/20190914092401.jpg)
コモド諸島の南エリアでよく出会えるのが、インディアンバガボンドバタフライフィッシュだ。フウライチョウチョウウオと近縁で、一緒に行動している場面も見られる。
パウダーブルーサージョンフィッシュ
![イメージ 4](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/youjiuo/20190914/20190914092405.jpg)
モルディブではお馴染みのパウダーブルーサージョンフィッシュも時折出会う。地域的なものなのか、体色がモルディブで見るものより地味だ。パウダーブルーサージョンフィッシュとメガネクロハギとの交雑種と思われる個体にも何度か出会った。
タテジマキンチャクダイ。下が太平洋タイプ
![イメージ 5](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/youjiuo/20190914/20190914092408.jpg)
タテジマキンチャクダイは、背ビレの後端が太平洋とインド洋では異なる。いわゆる地域変異だが、体色・斑紋ではなく、体型が違うのは珍しい。丸まっているのがインド洋・紅海タイプで、コモドでは両タイプ見られる。