大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

穴があったら入りたい

恥ずかしい事態になったとき、「穴があったら入りたい」となる。しかし、魚はもともと小さな穴が好きなようで、別に恥ずかしくなくても入っていることがよくある。これはウニの殻。入っているのはニジギンポ。こんな狭いところが大好きなギンポだ。

ウニの殻から顔を出すニジギンポ錦江湾

f:id:youjiuo:20210329111648j:plain

 

ダイビングボ-トを停めるブイを海底で固定しているアンカー。そのパイプ部分にも大抵魚が入っている。今回はシマキンチャクフグだった。

鉄パイプに入っているシマキンチャクフグ(奄美

f:id:youjiuo:20210329111738j:plain

 

これもダイビングポイントを示すブイ。ロープを通す穴にニジギンポが入っていた。

ブイの穴から顔を出すニジギンポ(富戸)

f:id:youjiuo:20210329111824j:plain

 

カイメンにもいろいろな形状のものがある。パイプ状のものやカップ状のものには魚が入っていることが多い。イソカサゴはよく見るのだが、このときは違っていた。

カイメンから姿を現したソラスズメダイ(富戸)

f:id:youjiuo:20210329111910j:plain

 

ゴマウツボのエラ穴に潜り込もうとしていたソメワケベラ。エラの中をクリーニングしたいようで、見ていたら強引に顔を入れ、望みを叶えていた。

ゴマウツボのエラ穴に顔を突っ込むソメワケベラ(奄美

f:id:youjiuo:20210329111954j:plain