11月に入って曇る日が多くなった。時折小雨が降ることも。北風で日差しがないときはやはり寒い。先月28日までは古仁屋の民宿に宿泊していたが、29日からは嘉鉄のペンションに移った。
宿の前の嘉鉄海岸(11月2日、午前7時)
水温もロケ当初より1℃下がって、24℃台に。撮影場所はずっと同じポイントで、昨日(11月2日)までに30本潜った。
ボートの近くのサンゴ域
同じところに何度も潜って観察・撮影を続けることは、個人では到底無理。飽きることもあるが、貴重な体験であることに変わりはなく、学者や研究者でも目にしたことがない魚類の行動が見られるのは、やはりうれしい。
サンゴを隠れ場所にしている魚は多い。ひときわ目立つヒレナガハギの幼魚を見つけた。色合いがきれいなので、見つけると必ずレンズを向けてしまう。
墨を吐くワモンダコ水深3m付近を移動していると、ワモンダコが岩陰から出るところだった。急いでシャッターを切ったら、墨を吐きながら逃げて行った。内湾性のスジモヨウフグ
サンゴ域から北の方向に進むと砂泥底になる。ときどきスジモヨウフグが「散歩」している。何度も出会うので、このあたりが住み場所なのだろう。内湾性のフグで、穏やかな入り江の砂泥底で見かけることが多い。