大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

3年ぶりのコモド(4)

南エリアでのダイビングを終えて北上。北と南の中間に位置する代表的なポイントのピンクビーチへ。骨格が赤いクダサンゴの仲間が細かく砕け、白い砂と混じってピンクに見える。


のピンクビーチ                                                          

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希望者のみピンクビーチに上陸。実はこの写真のビーチとダイビングポイントの「ピンクビーチ」は異なり、だいぶ離れている。ここは観光客も来ないので、のんびり過ごせる。








ぜんぜん逃げないコブシメ
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この付近は中間エリアとはいえ、海中は南エリアの環境に近い。したがって、海水は栄養分豊富なためやや濁っている。このポイントではコブシメをよく見るが、今回もいた。








ウミトサカ
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底生生物が多いのもピンクビーチの特徴。砂地にはわりあい大きなウミトサカがあった。










イエローリボンスイートリップス
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深みにはところどころにウミカラマツがある。大抵そばに魚がいるので、いつも楽しみに訪れる。










根の壁面にやって来たチョウハン
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ピンクビーチは海底に突き出た根に潮が当たることで複雑な流れが生じ、たくさんの魚が集まる。また浅瀬にはウミトサカ類やイソバナ類もたくさん生息し、よい被写体になる。