大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

深川の街が美術館に

江東区門前仲町清澄白河、森下一帯は深川という。その深川で、第1回「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」が11/1511/23の間開催されている。この芸術祭では、障がいなどさまざまな理由で世の中に知られていないアーティストに光をあて、それらの作品を鑑賞しながら、風情ある深川のマチとヒトの魅力に触れていただこうと、地域住民が中心になって立ち上げた市民芸術祭。

パンフレット表紙と展示会場地図

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特徴としては、作品を街のいたるところに展示していることだ。商店のショウウィンドウや店頭、神社の参道など、街中にアート作品が溢れている。

富岡八幡宮の鳥居と展示作

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清澄白河エリアの深川江戸資料館通りにも作品が展示されている。どれもユニークで、見ていて飽きない。

通りに展示してあった猫の絵

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深川不動堂の地下ホールでは、入賞作品が展示されている。中に入って驚いた。どれもが素晴らしいのだ。作品は絵画、書、切り絵、彫刻などさまざま。どの作品も固定観念に縛られない自由な発想で独創的。

さまざまな作品が展示されている深川不動堂地下ホール

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緻密に手書きされている作品もあり、いったいどのくらい制作日数がかかったのか気になってしまった。また、大胆なタッチの書や油絵も数多くあった。

ひときわ目を引いた、特別賞受賞作品

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どうしてこのような色使いなのか、と思う作品も多かった。誰にも真似できないオリジナリティー溢れる作品を、アートと呼のかもしれない。

展示会場がとても広範囲なので、よその土地の方は戸惑ったのではないだろうか。順路をもう少しわかりやすく、目印をつけるとよいのではないだろうか。

右がもっとも引かれた作品で、特別賞受賞作「君こそ我が命」

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