新年の東京は快晴で、例年より冷え込んだ。ラニーニャ（エルニーニョの逆）の影響だろう。
テレビで気になったのが「新年あけましておめでとう…」と挨拶する司会者。何度も聞いた。丁寧に言っているつもりのようだが、誤り。「明ける」は夜にも使われるが、夜が明けておめでとうとは言わない。したがって「明けましておめでとう」は年明けを祝う挨拶なので、おめでとうの前には「あけまして」か「新年」で充分。
それはさておき、3日に深川の富岡八幡宮に初詣した。かなりのにぎわいだった。
ごったがえす富岡八幡宮
入口の鳥居からは大行列だった。いつも思うのだが、日本人はこんなに信心深かったかなということ。自分を棚に上げてなんだが、にわか信者が実に多い。ちょっぴりの賽銭で、家内安全、商売繁盛、金運上昇、合格祈願などなどたくさんのお願いごとをする人がほとんどだろう。お正月の参拝だけでは、神様も叶えてくれないに違いない。
にわか信者(?)の行列
富岡八幡宮のそばには深川不動堂もあるので、商店街の道路には屋台も並んでいた。こうしたお店が目当てで来る人もいるのだろう。
鮎の塩焼きもあった
長い行列もあった。何の屋台かと思ったら、ベビーカステラだった。食べたことはないし、何で大人気なのかもわからない。
このような初詣のにぎわいは、深川だけではないと思う。やはり心配なのは新型コロナだ。もう慣れてしまった部分もあり、マスクはしているものの、人と人の距離は十分にとっているとはいえない。その裏付けとして3日の感染者数は全国的に増加している。このままでは第6波が来るのは間違いないので、気を引き締める必要があるだろう。
奥まで続くベビーカステラを待つ行列
