大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

奄美・気になる魚たち(1)

8月下旬に1週間ほど奄美に行っていた。
好天に恵まれ、快適にダイビング&撮影ができた。
 
根に住むクマノミ。時期的に小魚も多い
イメージ 1根にはさまざまな魚が仲良く暮らしている。野生の動物がこんなに密集しているのは、海でしか見られない。陸上だったらたちまち捕食や争いが起きるだろ。
 
 
 
 
 
 
 
キンメモドキ
イメージ 2この時期はキンメモドキやスカシテンジクダイ、クロホシイシモチ、キビナゴなどの小魚が多く、とてもにぎやか。
 
 
 
 
 
 
 
ネオンテンジクダイ
イメージ 3尾ビレの付け根の赤い斑紋が特徴のネオンテンジクダイ。日本では八重山諸島でしか見られないはずなのだが、奄美の内湾にはたくさん生息している。この時期はオスが口に卵をくわえて保護している。サンゴに隠れていればいいのに、なぜかほとんどの個体が中層に浮かんでいた。
 
 
 
イメージ 4ポイントに設置されているブイのロープにオオモンカエルアンコウがいた。以前からこの付近にいたのだが、今回は2本のロープの間に器用に納まっていた。