大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

座間味にて(その5)

先日は3本目に別のポイントに行った。砂地以外に生息する魚類の撮影のためで、ぼくは邪魔になるので別行動をとった。


センジュイソギンチャクとカクレクマノミ

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ブイの下にはカクレクマノミがいる。4年前の「ダーウィンが来た!」で撮影した個体だ。元気にいたので安心したが、すぐそばにいたハナビラクマノミとセンジュイソギンチャクは姿を消していた。









ナマコ
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移動中にナマコが立ち上がって放精(?)していた。てっぺんからミルク状のものが出ていて、斜め下に溶けかかったものも見える。縦位置で撮ったものをトリミングしている。










サザナミヤッコ
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さらに進むとイトヒキアジが2尾、目の前を通った。やや遠かったのできれいに写らなかった。すると今度はサザナミヤッコが現れた。しかも3尾で、メスの奪い合いのような感じだった。マクロレンズのカメラしか持たなかったので、2尾しか入らなかった。








ロクセンヤッコ                                                                

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その次に現れたのはロクセンヤッコ。またまた3尾で、サザナミヤッコと同じように追いかけっこをしている。

警戒心が強いにもかかわらず接近して撮れたが、3尾は入らなかった。









キツネフエフキとカスミアジ                                         

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目的の場所にはカクレクマノミがいるはずだったが、センジュイソギンチャクごと消えていた。帰る途中、キツネフエフキ、カスミアジ、ツチホゼリ、シロブチハタなどがガレキを囲んで何かを狙っていた。ツチホゼリは体色が変わっていて、どの魚も逃げない。今回のダイビングほどワイドレンズのカメラを持たないで後悔したことはない。