潜っていてウミヘビに出会うことがある。ウミヘビには魚類と爬虫類がいて、後者は呼吸をするためにときどき水面まで行く。また爬虫類のほうは毒牙があるが、被害例はない。毒牙は小さくて奥にあるからのようだ。
砂地を移動中のクロガシラウミヘビ
今回も砂地で爬虫類のウミヘビに出会った。たぶんクロガシラウミヘビという種だと思う。
接近して当たりそうに
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/youjiuo/20190914/20190914104716.jpg)
図鑑用の写真を撮ったあと、もう少し迫力ある写真を撮るため近寄った。カメラに当たるくらいになったときにいたずら心が働き、尾を指でつまんでみた。するとビックリして猛ダッシュ!
ひとかたまりに
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/youjiuo/20190914/20190914104719.jpg)
そのまま逃げ去るのかと思ったら、なんと自分で絡み始めてひとかたまりになったのだ。
ほどき始めながら進む
またひとかたまりに
ウミヘビは何もなかったかのように、ゆっくり砂地を進んでいる。しかし1~2分経ったらまたそばまで来た。ビックリしたから絡まったのかを確認するため、もう一度尾をつまむと、同じように絡んだのだ。この個体だけの習性かは知らないが、長年潜っていても、海の生きものはまだまだわからないことばかりだ。