イソギンチャクの大半は白化していたが、特にハマクマノミが住むタマイタダキイソギンチャクはほとんど白くなっていた。
白化の影響を受けた二つのイソギンチャク
右のイソギンチャクは元々赤かったが、おそらく白化現象の影響で淡い赤になったようだ。
ピンクのイソギンチャクとクマノミ

クマノミが住むこのイソギンチャク(種は不明)は、もう少し濃いピンクだったような記憶がある。これも白化の影響なのだろう。
3年前のイソギンチャク(白枠内)と今回

3年前にNHK「ダーウィンが来た!」でカクレクマノミを取材したとき、メインで撮影したカクレクマノミとセンジュイソギンチャク。今回やはり白化していた。
薄紫のイソギンチャクとカクレクマノミ
白化の影響できれいな薄紫になったセンジュイソギンチャクがあると聞いて行ってみた。以前も撮影したことがあり、カクレクマノミが住んでいる。みんなが撮影している間待っていたが、カクレクマノミの動きがちょっとおかしいと感じた。
卵の世話をするオス

みんなが撮り終えた後、近寄ってみたら卵があった。オスがときどき卵の世話をしていたのでおかしな動きだったのだ。
日本でカクレクマノミが卵を守っているのを観察した最も遅い月は9月だったが、記録更新した。やはり高水温の影響だろうか。