ハマクマノミのペアと若魚。わりあい少ない
右のメスが両方を支配している
単独の場合は、新たに入り込んでくる幼魚を待つしか繁殖の道はないわけだが、近く(見える範囲)にタマイタダキイソギンチャクがあってそこにメスがいると、状況が変わる。メスが通うのだ。つまりメスは単独のほうを乗っ取り、掛け持ちする。こういうことはよくあるケースで、何度か見たことがある。
たまに密集しているところがある
ハマクマノミを4尾以上見た覚えがない、と書いたが、密集していることはある。これは一つのイソギンチャクではなく、いくつものイソギンチャクが集まっていて、それぞれにハマクマノミが住んでいてコロニーになっているのだ。
性別もわからない個体群
こんなに密集していて、縄張りはどうなっているのだろう。また、繁殖はどうなのだろう。強いメスが支配するのだろうか。観察していても争いは起こらないから不思議だ。