大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

おさかな天国・コモドの海(最終回)

今年は水中写真1枚も撮っていない。ブログに使用したのは動画から切り出したもの。そう、静止画からビデオ動画)に替えたのだ。


愛用のビデオカメラ
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理由は、一眼レフを2台(マクロとワイド)持って潜るのがしんどくなったことと、魚類の生態や行動を動画で記録したくなったから。
以前から考えていたが…画質とライトがかなりよくなったので決断。お陰で荷物がずいぶん軽くなった。






アイゴ科フォックスフェイスの争い
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まだビデオカメラに慣れてないので失敗はあるものの、動きがあると単純にわかりやすいという利点もあって、おもしろい映像も撮れている。このフォックスフェイスの争いも2尾がグルグル回ったり追いかけ合うので、動画でなければ表現するのは難しい。






キンギョハナダイ
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キンギョハナダイの群がりも、静止画にすると色がきれいだけで大した写真に見えないが、動きが加わると飽きずに見続けられる。









アカマツカサとツノハタタテダイ
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ライトをつけて魚に接近すると、嫌がるものも多い。逃げる被写体を追いながらスイッチを切る寸前にまた戻ってきたり、別個体が画面に入ってきたり、予想外のことも起きるので、見極めも大切。カイメンに入っている魚に近づくと、出ようか出まいかの「葛藤」も撮れる。






お世話になったダンシングウインド号
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まだまだ撮影機材や撮り方に課題はあるが、一つずつ解決していき、わかりやすい動画作品をつくりたいと思っている。