2011年にフグがつくっているのを発見してから毎年観察・撮影している。その内2回はNHK、1回はBBCのロケで、いずれもコーディネーターとして参加した。今年もテレビのロケで明日から行くことになっている。
溝を掘るアマミホシゾラフグ(12年7月)
今回は韓国教育放送というテレビ局で、やはりコーディネーターとして参加する。プロデューサーがYou Tubeで映像を見て興味を持ったらしい。You Tubeの映像はなんとBBCのもので、韓国のコーディネーター&通訳の話では、同じように撮りたいとのこと。すなわちサークルをつくり始めるところから完成、産卵までだ。しかも真上からも撮りたいという。
You Tubeにはメイキングも出ていて、それをコピーしていろいろ質問してくる。三脚(実際は四脚)などの機材はイギリスから運んだのか、など。
下の写真は、カメラを棒の先に取り付け、手元のハンドルを回すと棒が伸びてカメラが先に進むというユニークな機材。
完成したミステリーサークル(12年6月)
撮影機材や潜水器材(リブリーザー)などもイギリスから運んだと答え、同じことをするには時間的にも労力的にも無理だと伝えた。それても可能な限り撮りたいといい、いつ行けば一番良いのかを聞いてきたので、潮を考慮して、ロケ期間を5月16日~26日に決めた。自然ものなので、ズレも予測して日数も11日間とした。
つくり始めのサークル(18年5月)
ただ現地ダイビングサービス事業者の組織では、浅いところにできたサークルはメディアの取材はさせないと決めたらしい。つくり始めのサークルを見つけるのも大変だが、それ以外にも厄介なことが多そうだ。