大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

8K番組を観る

連休明けにNHKへ行った。8K番組を観るためだ。昨年5月に奄美でロケした『奄美の海~奇跡のサンゴ礁~』が完成し、3月末に放送されたのだが、8Kでは観られないため、ディレクターが試写室を手配してくれた。


NHKの試写室。画面が大きい

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入ってまず画面の大きさに驚いた。見た感じ、タテが2.5mヨコが4.5mくらいある。スピーカーも多い。ディレクター、プロデューサー、作曲家の他に、担当したカメラマン4名のうち3名が来られた。









ドローンで撮った奄美サンゴ礁
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映像が流れると、さすがにハイビジョンでは気づかなかった細かな部分が見え、立体感もある。音も素晴らしく、臨場感たっぷり。ドローンでの撮影もあったが、8Kカメラは重たいので4Kだそうだ。









ロケのときにぼくが撮ったミステリーサークル
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番組は60分で、章が5つに分かれている。ミステリーサークルは第4章で、観ていると、アマミホシゾラフグを必死で探したこと、やぐらを設置して撮影したことなど、当時の状況が蘇って来る。









エンディングのテロップ
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上映が終わってから感想を聞かれた。超高精細の画面だけに、ピントが甘いと気になってしまう点、ハウジングのドームポートがレンズとあまり合ってないのでは、などと述べた。

せっかくの8Kなのだが、多くの人は観られないのが残念でしかたがない。プロデューサーの話では、4Kでの放送はあるとのことだった。4Kならわりあい観ることができそうだ。