大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

コモド諸島クルーズ2018(最終回)

ラストダイブは「岩に開いた穴」という意味のバトゥボロン。海峡の中にポツンとある岩の周りがポイントなので、常に流れがある。確かに穴が開いた岩が。


海峡の中にある岩。その周りで潜る

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浅い所もきれいで楽しめることから、最終日に潜ることが多い。












キンギョハナダイは浅いので鮮やか
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浅いところはサンゴ礁で、そこから急斜面あるいはドロップオフになっている。キンギョハナダイやオヤビッチャなどが多く、カスミアジやロウニンアジもよく現れる。










ロクセンヤッコがペア
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岩肌にはイボヤギが多く付着しているのもバトゥボロンの特徴。その付近にはキンチャクダイの仲間がよく現れる。











体色が異なるサザナミトサカハギ                                                                   

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ホンソメワケベラのクリーニングステーションがあり、サザナミトサカハギが45尾来ていた。通常の体色は焦げ茶色で、クリーニングされると淡い水色に変わる。1個体に絞って体色変化を狙ったが、入れ替わりが激しくてダメだった。でもそれぞれの体色が異なるのが撮れた。







息継ぎに向かうタイマイ

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タイマイにも必ず出会える。今回も岩の隙間で何かをかじり取って食べていたが、突然浮かび上がった。エサに夢中だったので息苦しいのを忘れていたようだ。水面でしっかり呼吸している。我々もタイマイに続いて水面に向かった。