大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

気になるヒフキアイゴの黒斑

アイゴ科のヒフキアイゴは紀伊半島以南の西部太平洋、インド洋に分布している。本州で見られるのはたぶん幼魚で、成魚が主に生息するのは沖縄などサンゴ礁域。また、熱帯域に分布するのは体側に黒斑がない、フォックスフェイスという別種になる。


個体によって黒斑が異なるヒフキアイゴ                                             
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ヒフキアイゴの特徴は何といっても体側の黒斑だが、個体によって形が異なり、まったく同じものは見当たらない。個体識別できるほど1尾ごとに模様が違う魚は、ほかにいないのではないだろうか。









ヘンな模様の個体
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ごく稀にヘンな模様をした個体を見ることがある。一体どうしてなのだろうか。











黒斑が二つの個体
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黒斑が二つある個体もたまに見ることがある。ここで気になるのは、反対側も同じだろうか、ということ。










反対側と同じ                                              
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そこで反対側が見える位置にさりげなく移動した。すると黒斑は二つあり、ほとんど同じだった。










左右の黒斑はほぼ同じ
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7月に腹部がかなり膨らんだ個体がいた。産卵を迎えたメスだ。後ろから撮影したら、両側の黒斑が写り、ほぼ同じ形ということがわかった。まだデータは数個体だけだが、左右の黒斑はだいたい同じようだ。