大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

ケラマブルー

テレビ朝日「旅サラダ」で、女優・瀧本美織慶良間諸島阿嘉島を訪ねた。「ケラマブルー」の海へ、ということだった。


ニシハマを望む瀧本美織。「旅サラダ」より

イメージ 1

しかし、ロケ当時は良い天気ではなかったため、本来のきれいなブルーではなかった。

ということで、「ケラマブルー」の写真を揃えてみた。








阿嘉島の港

イメージ 2

そもそも「ケラマブルー」という言葉を使い始めたのは、たぶんダイビング雑誌か旅行社だろう。また、ブルーにもいろいろあり、どのあたりのブルーを指すのかも不明だ。おそらくブルーのグラデーションを併せてそう呼ぶのだろう。








嘉比島に広がる砂地の海底。右は座間味島
イメージ 3

慶良間の海底は砂地とサンゴ礁が大部分を占める。浅い砂地の場合は淡い水色に見えるが、サンゴ礁は濃い青か黒っぽくなる。太陽光の角度や水深でさらにさまざまなブルーに変わる。










海底砂漠 
イメージ 4

広大な砂地のダイビングポイントもある。その名も「海底砂漠」。潮流が強い場所なので、砂紋ができたり砂が移動して地形が変わることもある。










太陽とダイバー
イメージ 5

慶良間諸島は、世界の海と比較しても透明度は高いほうに属する。国立公園になってから観光客が増えているので、海水が濁らなければいいのだが…。