ルリハタ(式根島)
粘液は皮膚毒で、泡立った海水に他の魚を入れると死んでしまうという。しかし、海では拡散してしまうので、水槽での観察結果だと思う。
ルリハタは伊豆半島や伊豆諸島のやや深いところに生息する。
アゴハタ(座間味)
キハッソク(ラジャアンパット)
キハッソクは、木(薪)を8束燃やさなければならないほど煮えにくい、というのが和名の由来。そんなに苦労して煮ても、美味しくないらしい。
4種の中では最も分布は広く、オーストラリアやタイ、インドネシアのラジャンパットでもよく見られる。
キハッソクとワモンダコ(水納島)
キハッソクは他の3種にはない行動をとることがある。タコを見ると異常に興奮し、体をこすりつけるのだ。何度も観察していて、体表の粘液をタコにつけると思っていた。だが、そうする意味が見つからない。もしかしたらタコの粘液を自分につけることで、特殊な効果が得られるのかもしれない。