ヤガラ科のアオヤガラは肉食性で、小魚や小動物をエサにしている。獲物に近づいて水ご吸い込むという捕食方法。
ハナアイゴのそばにいるアオヤガラ
小魚の群れのそばで、じっと待っていることもあるが、そう簡単には捕食できない。そこでいろいろ考えているようだ。ハナアイゴが藻類を食べているそばにいれば、驚いて飛び出してくる小魚やエビなどを容易に捕食できる。
後を追うアオヤガラ
ハナアイゴが移動すれば、おいて行かれないように懸命について行く。
タコの動きに誘われて集まったアオヤガラ
移動していたタコが岩の隙間に隠れたら、どこからかアオヤガラが集まってきた。タコが隙間に入ることで、エサになるものが出てくるのを待っているようだ。
マルクチヒメジ相手に隠れみの
ヘラヤガラがよく行う「隠れみの」をアオヤガラも稀に行うことがある。このときの相手はマルクチヒメジ。ヒメジはヒゲで砂を掘ってエサを捕るので、おこぼれを頂戴できる。
獲物を頬張るアオヤガラ
どのような方法で捕食したかはわからないが、魚を飲み込んだ直後に出会った。透けて見える模様から、ベラ類のようだ。