毎日同じポイントに通っていると、魚たちはしだいに慣れてくる。もともと警戒心は強いほうではないヤセアマダイも、最初はカメラを向けるとプイとそっぽを向いたものだ。
カメラを覗くヤセアマダイ
しかし最後には、カメラを覗き込んできた。
チンアナゴのコロニーとヤセアマダイ
ワイドで望みどおりの写真も撮れた。チンアナゴと同じエリアに暮らす魚も撮っていたからだ。
キツネアマダイ
こちらはキツネアマダイ。ヤセアマダイより大型で、40cmくらいある。近寄ると、小馬鹿にしたように遠のく性質がある。
アカモンガラ。大きいのがオス
アカモンガラも同じエリアの魚。ずっと観察した結果、生態がよくわかった。オスは複数(観察したところは11尾)のメスを支配するハレムをつくっていて、それぞれと産卵する。
モンガラカワハギ
最終日にモンガラカワハギにまた出会った。今度のほうがかなり近寄ることができた。