大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

座間味ツアー(1)

ダイビングツアーで沖縄・座間味に行ってきた。座間味は2年前、NHK「さわやか自然百景」のロケで行って以来になる。


高月山からの眺望。座間味港と無人

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今回は4月にピースボートに乗船した際、ダイバーの方々との飲み会で沖縄に潜りに行こうと盛り上がり、実現した。とはいうものの、飲み会では10数名いたはずが、日程が決まると不参加者が続出。結局計4名になった。






                                                                                                       

白化しているアナサンゴモドキ                                                                              

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座間味滞在中前半は風も強く、曇りがちの天候だった。潜って唖然としたのは白化したサンゴ。夏の水温が30℃を超える日が続いたようで、多くのサンゴやイソギンチャクに白化現象が。9月の台風襲来後水温が下がったため、元に戻りつつあるサンゴもあるらしい。








白いサンゴとミスジリュウキュウスズメダイ
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特に白化が著しいのはアナサンゴモドキとイソギンチャクで、高水温に弱いようだ。ミドリイシの仲間も一部白化しているものがあった。


 









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いつもより多いと感じたのはナンヨウハギ。幼魚も成魚もよく見られた。




 







タイマイとサザナミヤッコ
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ウミガメもたくさん見た。しかもダイバーを恐れることなく、エサを食べたり休んでいたりしてた。ほとんどはタイマイで、タイマイは死サンゴに付着するホヤやカイメンなどを荒々しく食べるため、おこぼれを目当てにヤッコ類やチョウチョウウオ類が寄ってくる。