大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

1年ぶりのコモド(9)

コモド諸島の南エリアでは、お皿やすり鉢の形をしたサンゴがよく見られる。そこに魚が入っていることも多い。大抵はホンソメワケベラなどのクリーナーがいるからだ。


ホンソメワケベラに癒されるヒラニザ                                                                  

イメージ 1

クリーニングをしてもらう癒しの場になっているため、いろいろな魚が来てもよさそうなのだが、なぜかニザダイ科のヒラニザばかり。










ラニザとオトメベラの幼魚
イメージ 2

ここでもヒラニザが入っていた。オトメベラの幼魚2尾がクリーニング。ヒラニザはクリーニングを受けると体色が白っぽくなる。それを狙ってしばらく待ったが、変わらないので移動した。









ラニザが2尾に。窮屈そう
イメージ 3

でも気になったので振り返ったら、サンゴの中は2尾になっていた。特等席を巡って駆け引きや小競り合いがあるのでおもしろい。











ラニザが3
イメージ 4

別のサンゴは大きかったからか、3尾のヒラニザが入っていた。そばにもう1尾いたので、待ってみた。











ラニザが4
イメージ 5

そうしたら入ってくれた。そこにサザナミトサカハギが入りたそうに近づいて来た。5尾になるのを期待したが、こちらの思いどおりにはならなかった。