大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

1年ぶりのコモド(7)

南エリアで潜り終えると北上してセントラルエリアに。代表的なポイントはピンクビーチ。その名のとおり砂浜がピンク。赤いパイプコーラルが砕けた粒が白い砂と交ざってピンクに見える。


ピンクビーチ('11年撮影)

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観光客が上陸するピンクビーチの沖がダイビングポイント。我々のクルーズが上陸するピンクビーチは離れたところにあり、誰もいない広い海岸でピンクも濃い。今回ぼくは上陸しなかったで、数年前の写真を。



       






波打ち際まではピンク('10年撮影)

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ピンクの砂はどこまで続いているのか知りたくなり、以前スノーケリングをしたことがある。意外にも波打ち際あたりまでで、その沖は白い砂だった。砂より少し軽いのかもしれない。










大きな根が沖に突き出ている

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ポイントのメインのところは海底にも岬があるため、潮が当たってたくさんの魚が集まってくる。また、岩壁にはホヤ類、カイメン類、トサカ類などカラフルな付着生物が多く、マクロ撮影にも適している。









右往左往するコガネスズメダイ
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やや深いほうにはコガネスズメダイが群れている。夕方になるとせわしなく動き回る。












ゼブラバットフィッシュの成魚
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ゼブラバットフィッシュが通り過ぎた。ツバメウオの仲間で、日本には分布していない。幼魚が縞模様をしているため、このような名がある。成魚はたまに出現するが、幼魚はまだ見たことがない。