大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

第22回あでやっこ水中写真展

神戸に行ってきた。第22回あでやっこ水中写真展を見るためだ。この写真展は、主に関西在住の女性だけの写真グループ「あでやっこ水中写真倶楽部」が主催し、今回で22回目になる。


写真展会場入口と案内状

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主流メンバーとはこの倶楽部発足前から知り合いなので、毎回見に行くことにしている。節目となる記念の回にはセミナーを開催したこともあり、今回はギャラリートークを行った。










写真展会場の様子
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新メンバーが数名増えたということもあり、展示作品も前回よりも多かった。ギャラリートークは作品を1点ずつ講評し、良いところは褒めるのだが、フレーミングはこうしたほうがよくなるとか、背景の処理の仕方、ライティングや撮影距離など、ついつい改善点を見つけてしまう悪いクセが出てしまった。







デジカメの進歩のお陰(?)
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今回の出展作のほとんどはデジタルカメラでの撮影。デジカメの機能は格段に進歩しており、そのお陰で撮れたというマクロ作品も少なくない。小さなギンポの顔などは、昔は太くて長いマクロレンズが必要だったが、小型のコンデジで簡単に撮れ、しかもタイムラグもないという。それであくびの瞬間も撮れたようだ。







 セオリー無視の作品の一つ(左)                                                             

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セオリーどおりではないライティングのお陰で、不思議で味がある作品が2点あった。ストロボの前に障害物があるにもかかわらず、強引にストロボ撮影したらそうなった、というもの。このような奔放さはアマチュアの特権(?)なので、これからも期待したい。








この日姿を見せていた出展者と
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総体的にはかなりレベルアップしているが、プリントの仕上がり、特に鮮やかさが足りないと感じた。元画像を見ていないので何ともいえないが、どうも写真屋さんに任せきりのようだ。プリント依頼の際に色見本を渡し、出来上がりに納得がいかなければやり直ししてもらうとよいのではないだろうか。