大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

奄美のんびりダイビングツアー(2)

ダイビング2日目、通算4本目のポイントは黒崎西。少し風が出たので、昨日より水面が波立っている。霧は相変わらずだ。潮の流れが速くなるポイントだが、止まっていて透明度もよい。


サザナミフグ

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沖の根に向かう。アカククリやネムリブカを見ることが多いところで、水深は約28mネムリブカは岩の向こう側にいたが、気配を察してすぐ逃げてしまった。ミナミヒラヤギ(?)に隠れるようにサザナミフグがいた。









 キツネベラのメス                                                                

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ここのアカククリは警戒心が強いので、いい写真を撮るのは難しい。巨大なミナミハコフグやキツネベラがいた。











根を覆い始めたウスコモンサンゴ
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5本目は安脚場。サンゴがきれいなところ。コブシメの産卵場所でもあるため、今回も2匹現れた。だが、近寄れなかった。

この根もよく撮影しているが、今までとは雰囲気が違う。ウスコモンサンゴの成長が著しいからということがわかった。








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6本目は加計呂麻島側にある長瀬。文字通り長い瀬が水面上と水面下にもある。大きなハナミノカサゴが「写真撮って!」と言わんばかりに、レンズを覗き込んできた。


 








卵を世話するクマノミ
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ボートに戻る途中、クマノミが卵の世話をしていた。明日あたりふ化するくらいに発生が進んでいるが、左のほうが薄茶色になっている。どうやら藻に覆われているようで、無事ふ化するのか心配だ。