大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

水中写真を使った年賀状(1)

今年も水中写真の年賀状をいただいた。それは(2)で紹介することにして、(1)は自分のものを振り返ってみたい。水中写真を使った年賀状は'66年か'67年が最初だった。以来かたくなに続けている。


今年の年賀状はアデヤッコ
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これは今年のもので、インドネシアのラジャアンパットで撮影した。移動中のアデヤッコがいたので先回りして待ち、タイミングを計ってシャッターを切った。2尾いたのだが、間隔が空き過ぎたため1尾しか入らなかった。








初の水中写真の年賀状。およそ50年前
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水中写真を使った初の年賀状が残っていた。お正月に海へ行き始めたのが'66年から。南紀の潮岬へスノーケリンに行き、その後数年通った。これは友人がぼくを撮ってくれたもので、帰ってからポストカード用印画紙でつくった。文字は画用紙に書いて複写用フィルムで撮り、ネガと重ねて引伸ばした。当時、宇宙飛行士の「地球は青かった!」が流行ったので、もじった。




'75年と'80年の年賀状
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その後もモノクロで手作りの年賀状を続けた。そのころ、賀正などの黒文字が書かれたハガキ大の透明なフィルムが印画紙のおまけに付いた。それを印画紙に重ねて引き伸ばすと文字入りになった。だが、次第にカラーへと移行。カラーは面倒なので、写真屋さんに文字入れも含めてお願いした。





印刷してつくったポストカード
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年月を重ねるごとに年賀状の枚数が増えたこともあり、印刷に替えた。年賀状以外にも使えるように文字は入れず、宛名面に新年の挨拶や干支のスタンプを押すという方法をとった。








最近の年賀状
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デジタルに換わってしばらくすると、プリンターを入手して自分でプリントするようになった。文字やレイアウトも自由にできるのが魅力だ。とはいっても最初は文字が入れられず、スタンプのお世話になった。
年賀状は年始の祝賀なので、ここ10年くらいはそれにふさわしい明るくきれいな写真を選ぶようにしている。さて、次回は…