あでやっこ水中写真展でメンバーと雑談した際、イルカの話になった。「イルカの写真も撮るのですか?」と問われた。「撮るイメージはないですけど…」とも言われた。
三宅島から漁船で御蔵島へ('94.10)
地形、イルカ、ダイバ-と('94.10)
もちろん観察・撮影はスノーケリングという決まり。このときはやや深いところにイルカが出現した。カメラはニコノスV+15mmレンズ。撮影するときは常に組写真を心がけているので、1枚は環境がわかるように引いて撮った。
上の2頭は交接器が出たまま('94.10)
イルカが5~6頭たわむれていたので近寄る。交尾をしているような格好だが、近寄ると離れてしまった。しかし交接器が出ている。ほとんどがオスのようだ。あとで調べたら、オスたちが優劣の順位を示す行為で、優位のオスがよくそのような行動をとるらしい。
親子と思われるイルカ('94.10)
大きさが異なるイルカが寄り添って移動しているのが見えた。先を予測して潜って待って撮れたのがこれ。
子供の特徴がわかるだろうか('95.6)
イルカの撮影は運次第。イルカの気分はもちろん、水の濁りにも左右される。'94年のときはあまり接近できなかったので、'95年はニコノスVに20mmを付けて行った。濁っていたものの、子供を従えたイルカに遭遇できた。体に薄い縞模様があるのが子供の特徴だ。